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無差別曲線理論③ [経済学・経済政策]

期待効用
個々の結果が起こる確率と
その結果がもたらす効用との積の総和。

効用が10得られるAという結果が起きる確率が20%の場合
10×0.2=2

A以外のすべての結果についても数値を出し、
それを全て足したものが期待効用。

リスクプレミアム
不確実な状況下で期待効用をもたらす所得の代わりに
もしも確実な所得が保証されるならば
支払ってもよいと考える金額の上限。

危険愛好的消費者
所得が増加すると限界効用が逓増する。
効用関数は下に凸(右上がり)。
リスクプレミアムの値はマイナス。

危険回避的消費者
所得が増加すると限界効用が逓減する。
効用関数は上に凸。
リスクプレミアムの値はプラス。

危険中立的
限界効用は一定。
効用関数は直線。
リスクプレミアムはゼロ。

◆100円のコストをかけて行う施策があり
ある収入が得られる確率と金額が以下の時を考える。

[確率] - [収入]
50% - 0円
25% - 100円
20% - 200円
5% - 600円

期待収入(期待効用)は
0×0.5+100×0.25+200×0.2+600×0.05=95円

期待収益は
95−100=−5円

・リスク愛好的の場合、リスクがあっても
100円や500円の利益を得られる可能性があるので
この施策を行う。

・リスク回避的の場合、収入がマイナスになる
可能性があるのでこの施策は行わない。

・リスク中立的の場合は期待収益で
判断するため、期待収益がマイナス(−5円)の
この施策は行わない。


基本的には堅実(リスク中立的、リスク回避的)でいて
勝負所ではリスク愛好的にいきたいですね。
それを見極める目が欲しいです!


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