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無差別曲線理論① [経済学・経済政策]

中小企業診断士試験対策
経済学・経済政策
「無差別曲線理論」基礎用語

効用
消費者が財やサービスの消費から得る
心理的な満足度。

限界効用
ある財の消費量を1単位増加させた時
それに伴って増加する効用の大きさ。

限界効用逓減(ていげん)の法則
消費量の増加に伴い限界効用が
次第に減少していくこと。

例えば
スイーツ好きの女の子が
ケーキを1個食べました。
もう一個食べていいよって言われたら
嬉しい(効用が高い)ですよね。

それが、すでに10個食べた後に
もう一個食べていいよって言われても
すでにある程度満足はしていてるので
そんなに嬉しくない(効用は低い)ですね。

つまり、
女の子がケーキを食べた量が
1個増えるごとに
もう一個食べていいよって言われた時の
嬉しさが次第に減っていく
ということです。

ああ…ケーキ食べたくなってきました。

加重限界効用
限界効用/価格
=1円当たりの限界効用

無差別曲線
効用水準の等しいA財とB財の
消費の組み合わせの集合。

無差別曲線は
・無数に存在
・右下がりで原点に対して凸
・互いに交わらない
・右上(原点から遠い)ほど効用が高い

予算制約線
与えられた予算(所得)と価格のもとで
消費者が購入できる複数の財の
組み合わせの軌跡を表す線。

例えば、
今日は3000円しか予算ないから…
ビール3杯とおつまみ2品にしようかな
それともおつまみは1品でいいから
ビール4杯にしようかな
っていう、限られた予算内で購入できる
財の組み合わせを線にしたもの。

=購入可能線、支出可能線、予算線、価格線

限界代替率
A財が1単位増えた時、
元の効用水準に戻るために
失わなければならないB財の量。
(=無差別曲線の接戦の傾き)


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ゲーム理論 [経済学・経済政策]

中小企業診断士試験対策
経済学・経済政策
ゲーム理論の備忘録です。


ゲーム
⇒競合企業間に相互依存関係がある場合、
各企業は他の企業の行動、反応を
予測しながら戦略的に行動する。

支配戦略
ある戦略が相手の戦略にかかわらず
常に最適である戦略。

協力ゲーム
プレーヤー(企業)たちは交渉することが
許されていて、両者の利得を最大にする。
合意が成立するとその合意は守られる。

非協力ゲーム
プレーヤーたちは交渉することが許されず
プレーヤー間で合意を守る仕組みは無い。
各々が相手の戦略を予想し、
自己の利得最大化を図る。

ナッシュ均衡
各企業が自己の利潤の最大化を図るパターン。
非協力ゲームにおいて
予想と結果が一致した場合。
(お互い相手が自分の予想した戦略を取る。
その相手の戦略のなかでそれぞれ最大の利益になる。)

囚人のジレンマ
個々の利潤の最大化が
全体の最適な選択にならない状況。
「自白すること」が各プレーヤーの支配戦略になる。
⇒共に自白することがナッシュ均衡

フォーク定理
無限回の繰り返しゲームでは、
協調解が均衡解として成立するが、
はじめから助け合わないという
戦略の組み合わせも均衡解として成立する。

ミニマックス戦略
各戦略の最小の利益の中で
最善な結果が得られる戦略を採用する。
(相手の行動によって自分が被害を被る時
最も損失が少なくなる戦略)
消極的だが堅実な戦略決定方式。



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